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災害復旧~前編~

都内のお客様から擁壁設計に関するご相談をいただきました。

どうやら近年の集中豪雨などで地盤が緩み、
既存の擁壁が崩壊したとのこと・・・
現場を見てみると高さ3.5mほどの擁壁が崩れています。
崩れた面はコンクリートを吹き付けて応急処置をしています(写真左側)。

擁壁が崩れた影響で下側のお宅(写真右側)にも被害があり
ブルーシートで覆われています。

そして崩れた擁壁をよく見ると、なんと!
この擁壁、瓦礫を積んで出来てるではありませんか!
かなり古い擁壁と想像できますが、いままでよく崩れなかったなと
逆に関心してしまいます。

これは迅速に復旧しなければ、さらに被害が拡大する可能性があります。

さて、高さが2mを越える擁壁は行政へ「工作物の確認申請」を
提出してからの工事着工になります。
では、どのような方法で擁壁を築造するのか・・・
この現場は施工計画的に少し悩みます・・・

後編に続く・・・